2009.02.01.
「実はこうでした」考
脚本家は「実はこうでした」をやりたがります。
ひねりの利いたシナリオは面白いからです。
役者を使ってお話を表現する以上、それは「ドラマ」なのだと思います。
「実はこうでした」と言われて驚くのは、観客ではなく登場人物です。
驚く登場人物に観客が共感するのがドラマなのだと思います。
ドラマが無く、ただ設定を聞かされて楽しむなら役者は要りません。
それは直接聞き手を驚かす、都市伝説の楽しみ方です。
脚本家は真相を隠しておいて好きなタイミングにばらす事が出来ます。
でもあんまり自由にそれをされると、もう観客がそのお話について考えても無駄なのではと思えてしまうのです。
* * *
最近観た映画・演劇:
「悪魔少年チキチキ」(シアターグリーン)
「20世紀少年 第2章」(ユナイテッド・シネマ としまえん)
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