2008.02.03.
終わり方の重要性
今日は時間の都合だけでまったく予備知識のない映画を一本観てみました。
これが思いのほか良くて、くじを引いて当たったかのように嬉しくなりました。
でも終わり方だけはちょっと腑に落ちませんでした。
僕は日常を丁寧に描いている作品が好きです。
人物に感情移入できるし、ちょっとした事件にも興味を持つ事ができるからです。
興味ある事件が展開するのと、興味のない事件が展開するのとでは大きな違いです。
観ている間は「これは傑作だ」などと思っていたのが嘘のように、劇場を出た時の気持ちがしぼんでいました。
その原因は間違いなく、わずか数分のラスト・シーンにあります。
ラスト・シーンには、格好をつけて作品全体を締めると言う目的もありますが、「今の気持ちをそのまま持って帰ってもらう」と言う目的の方が僕にとっては重要です。
ハッピー・エンドか、バッド・エンドか、或はモヤモヤ・エンドか、それは好き好きです。
でもどれにしても、作品自体を心の中に残してくれるだけのカタルシスがあってこそなのではないか、と思うのです。
* * *
最近観た映画:
「テラビシアにかける橋」(渋谷東急)
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