2007.02.04.
それでもボクはやってない
映画「それでもボクはやってない」を観ました。
監督は、「日本の裁判のシステムはおかしい」
と言う事実を伝えたいのであって、
「登場人物に悪者はいない」ようにしたそうです。
僕の目には明らかに、
裁判官と検事と検察官と刑事が悪者に見えましたが。
「登場人物に悪者はいない」と言うのは、
「みんな自分の仕事を一生懸命やっているだけだから」との事。
僕はそれは「悪い事」だと思うのです。
「仕事を一生懸命やる事」が良い事とは限りません。
もしかすると監督も分かっていて、
「もっと根深い問題がある」と言いたいために、
あえて「悪者としての個人」は描かなかったのでしょうか。
でも僕には悪者に見えたのだから、
監督は物凄く計算していたのかも知れません。
たとえ真実を描いていても、ウソっぽく見えたら逆効果ですしね。
「ダーウィンの悪夢」と同様、僕(と言うか多分ほとんどの人)には、
どうする事もできない問題です。
映画を観て多少は意識が変わる人がいるとは思いますが。
僕は「実際はそんなもんじゃないでしょ」と言う気持ちです。
なので、内容はいいですよ。
2時間23分と長めですが、中だるみしないし、疲れませんでした。
* * *
他に最近見た映画:
「ハービー 機械仕掛けのキューピッド」
「クリスティーン」
「親切なクムジャさん」
「フルメタル・ジャケット」
「トム・ソーヤの大冒険」
「スーダラ節 気楽な稼業ときたもんだ」
「ハービー~」と「クリスティーン」はどちらも生きている車の話です。
生きている車の話では、
「ハービー~」の前作にあたる「モンテカルロ大爆走」が、
ホラーでもなくアニメっぽい表現も抑え目で、割と好きです。
「親切なクムジャさん」はシーンのつながりや人間関係が
どうなっているのか分かりませんでした。
「ロング・エンゲージメント」を観た時と同じです。
「フルメタル~」はキューブリックと言う事で見てみましたが、
やはり戦争映画は受け付けませんでした。
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